檜(ひ)/桧(ひ)は、今のヒノキ科の常緑高木の檜(ひのき)のことです。雌雄同株で、春に花が咲き、秋に球形の果をつけます。昔から建築材料として使われてきました。
檜(ひ/ひのき)が多い場所を、檜原/桧原(ひはら)と呼んでいて(一部は地名化していたようです)、6首に詠みこまれています。
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やすみしし我が大君高照らす日の皇子.......(長歌)
鳴る神の音のみ聞きし巻向の桧原の山を今日見つるかも
三諸つく三輪山見れば隠口の泊瀬の桧原思ほゆるかも
いにしへにありけむ人も我がごとか三輪の桧原にかざし折りけむ
行く川の過ぎにし人の手折らねばうらぶれ立てり三輪の桧原は
巻向の桧原に立てる春霞おほにし思はばなづみ来めやも
巻向の桧原もいまだ雲居ねば小松が末ゆ沫雪流る
斧取りて丹生の桧山の木伐り来て.......(長歌)
さし鍋に湯沸かせ子ども櫟津の桧橋より来む狐に浴むさむ